施工事例

社会福祉法人恭篤会 むさし村山苑様

  • 設置種別自家消費型太陽光発電(陸屋根)
  • 設置エリア関東地方
  • 設置容量54.0kW
  • 完工2019年1月

補助金が自家消費型太陽光発電の導入条件

自家消費型太陽光発電 導入事例:社会福祉法人恭篤会 むさし村山苑 様

2013年に開設された社会福祉法人恭篤会様が運営される特別養護老人ホーム むさし村山苑。市や自治会との連携を深め、公共性の高い施設として民主的な運営を目指ざす、同法人。東京都の補助金「地産地消型再生可能エネルギー導入拡大事業」と国の補助金「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を利用して当社の自家消費型太陽光発電を導入いただいた経緯を清水施設長にお伺いしました。

補助金が自家消費型太陽光発電の導入条件

導入事例 インタビュー

──自家消費型太陽光発電を知ったきっかけは何でしたか。また、導入を決めたポイントは何でしたか。

清水施設長:
前任の事務課長が自家消費型太陽光発電の情報を得ており、東京都や国の補助金があることも情報として知っていました。そこに営業さんより電話をいただいたことがきっかけです。

むさし村山苑は現在、127名の方が入居されており、ショートステイは日によって利用者の人数は変わりますが最大で140名を受け入れることができる施設です。共有スペースだけでなく入居者の方が生活されている各部屋にも冷暖房設備などがあるので電気代だけでも平均150万円/月ほどかかっており電気代の削減は課題でした。

よく「エアコンを入れる時間帯をずらして最大電力量を小さくしたら基本料金が安くなりますよ」と言われますが、127名の方が生活している老人ホームですから寒い時には一斉にエアコンを使ったりすることは避けられません。
太陽光で発電した電気を使うことで、購入する電気の量を抑えられるだけでなく最大電気量を抑えることで基本料金が安くなることも期待して導入を決めました。また、むさし村山苑がある武蔵村山市は公用車にでんき自動車を導入するなど環境事業に力を入れている市ですので市の方向性と合っていたこともポイントでした。

──導入目的にCO2の削減やCSRなど施設のイメージ向上はありましたか。

清水施設長:

もちろんありますね。2013年に開設した新しい施設なので知名度も低く、イメージ向上と言うよりイメージ作りですね。
もともと当施設は他所様に比べて小学校との交流会や地域合同での防火訓練を行うなど地域や市とのつながりを大切にしています。太陽光発電の設置を検討したときに自治会(市)に相談をしましたが、「屋上にスペースがあるのならいいですね」とおっしゃっていただき、向かいにある小学校(こちらも一部太陽光発電を設置しているのですが)の校長先生に相談した時も「是非やっていただけたら」とおっしゃっていただきました。

こちらの小学校とは毎年1回交流会をしているのですが、今年は交流会以外にも課外学習で生徒さんたちが太陽光発電を見学に来られました。
生徒さんたちも屋上にあれだけ太陽光発電が敷き詰められている光景を見ることはないと思うのでいい機会ではないでしょうか。

今回、補助金を受けることが導入の前提で、国の補助金を受けるには市の推薦状が必要だったのですがこういった経緯もあり快く推薦状をいただくことができました。※補助金に関しては都道府県や市区町村によって異なります。また、年度によって募集の有無や条件が異なる場合がございますので詳細はご確認ください。

──導入に関して不安な面はございましたか。

清水施設長:

まず、メンテナンスですよね。太陽光発電の知識がなかったので自分達でやらなければいけないのか、台風の時は大丈夫なのかと不安はありました。
また、比較的新しい建物とはいえ、荷重に耐えられるのか心配でしたが強度計算をしていただき大丈夫とのことで安心しました。実際に今年(2019年に)台風がありましたがパネルが飛んだりすることはなかったです。

──営業の提案からご契約を交わすまでの検討期間はいかがでしたか。

清水施設長:

補助金が前提で設置すると方向性は決まっていたので新たに議論することもなく早かったと思います。まず補助金の申請をしなければいけなかったので理事会でも進めましょうと承認いただきました。

──実際に稼働して、電気代削減の実感はありましたか。

清水施設長:

正直、まだ1年も経っていないのでそれほど実感としてはありません。稼働したのが2019年1月末頃なので9カ月経ちますが、当施設では電気の使用量が一番多くなるのは冬の暖房機器を使う今からの時期なので期待しています。

──省エネ対策として他に行っていることはありますか。また今後の課題はありますか。

清水施設長:

水道は節水蛇口を設置しています。今の課題はLEDですね。私はここの施設に来て4年目なのですが、最初からLEDだと思ってたら違ったので驚きました。
次年度検討をしていますが相当な数になり、金額的にも大きなものになるので建設したときになぜLEDにしなかったのかと悔しい思いをしています。

──エコスタイルを選んだ理由は何でしょうか。また、弊社の営業や施工の対応はいかがでしたか。

清水施設長:

私自身が今回の自家消費型太陽光発電導入の為の、業者選定に直接かかわっていたわけではないので詳しくはわからないのですが、価格だけではなかったと思います。実際補助金の申請には様々な書類を揃える必要があって準備が大変なのですが、代行業者に任せることなく営業さん自身がほぼやってくださったので有難かったです。補助金を利用すると設置後にもヒアリングなどがあるのですが私だけはわからないところがあるので、当日は営業さんにも来てもらって対応をしていただく予定です。※掲載内容は公開時点(2019年11月)のものです。

株式会社長野サンコー様

  • 設置種別自家消費型太陽光発電(折板屋根)
  • 設置エリア北信越地方
  • 設置容量57.60kW
  • 完工2019年2月

エコアクション21の新たな取り組みの一環として

自家消費型太陽光発電にはCO2排出量削減はもちろん電気料金の削減にも期待

精密プレスのパイオニアとして長野サンコー様のプレス絞り加工部品はあらゆる分野で使用されておりモータ、コネクタ、各種自動車部品などの多様な部品に採用されています。精密プレス絞り加工を中心とした プレス金型製作・プレス加工技術を駆使し、 難加工の量産部品製造を実現することで、サプライヤーとしての地位を長年確立されてきました。 2006年9月に諏訪市で初めてエコアクション21に認証登録して以来、「ムリせず、ムダなく、できる事をがんばろう!」をスローガンに環境経営を継続されており、その会社としての新たな取り組みの一環として当社の自家消費型太陽光発電をご導入いただきました。

株式会社嶋治水産様

  • 設置種別自家消費型太陽光発電(折板屋根)
  • 設置エリア近畿地方
  • 設置容量72.96kW
  • 完工2019年2月

昭和45年に創業し、水産加工一筋で来年創業50年を迎える嶋治水産様。省エネ対策も積極的に取り入れている同社代表取締役 嶋田 圭祐氏に当社の自家消費型太陽光発電を導入した理由をお伺いした。

自家消費型太陽光発電 導入事例 インタビュー

──自家消費型太陽光発電は、以前からご存知だったのでしょうか。

嶋田 圭祐 代表取締役(以下、嶋田代表):
自家消費型太陽光発電は漠然とは知っていました。HPなどで調べていたらたまたまウェブサイトが出てきたという感じです。

──自家消費型太陽光発電には導入メリットが様々あるのですが、御社はどういう目的で導入を決定されたのでしょうか。

嶋田代表:
CSRや電気代削減などが目的でした。特に、電気代と節税(即時償却)ができることが、決断の大きな理由でしたね。電気代は安くなってきているので月間100万円もかかっていないですが、それでも毎月大きな出費なので、削減できるなら大きなメリットですよね。また、自然にやさしい電気を使うことでCSRなど会社のプラスイメージになることも、調べていたら改めて知りました。

──検討期間はどの程度を要しましたか。

嶋田代表:
検討にはさほど時間はかからなかったと思います。問い合わせたのが2018年の10月なのですが、当時2019年3月までと言われていた税制(即時償却が適用できる「中小企業経営強化税制」)を利用したかったので、あまり時間的余裕がなかったこともあり、検討期間としては短かったと思います[※]。

※本回答は取材時のものです。記事作成時(2019年4月)現在、中小企業経営強化税制は2年延長され2021年3月31日までとなりました。自家消費型太陽光発電も引き続き、同制度の対象となる設備となっています。

──売電としての太陽光発電は候補にあがらなかったのでしょうか?

嶋田代表:
もう売電単価も低いですし、税制措置を利用したかったので、はじめから自家消費型太陽光発電しか検討していませんでした。

──太陽光発電設備は、どのような場所に設置されましたか。

嶋田代表:
新しく建設した冷凍庫の屋根でした。本社の屋根にも設置したかったのですが、既に売電用の太陽光発電を設置していたこともあり、あまりスペースがなかったので断念しました。

施工事例

──導入にあたって不安はありましたか?

嶋田代表:
以前、ある会社さんに自家消費を導入できないか問い合わせたことがあったんです。その際に機器に不具合が出る可能性があると言われ、それ以上調べずに諦めてしまったという経緯がありました。

今回、改めて導入を検討し始めてエコスタイルさんにお話を聞いたら「こういうケースの場合にはこんな不具合が発生することもあるが、こういうケースなら大丈夫」など詳しくご説明いただいて、当社では問題なさそうだということで導入を決めました。

──自家消費型太陽光発電「太陽でんき®」は、導入して良かったと感じていらっしゃますか。

嶋田代表:
導入したばかりなので、まだ効果としての実感はないですね。設置が完了したと言っても屋根の上なので普段は見えないですし、本当に発電しているかまだ数字として見えているわけでもないので、実は私も早く知りたいんですよ。(インタビュー実施時期は、発電開始から1ヶ月程度)
──他社と比較して良かった点など、エコスタイルを選んでいただいた理由があれば教えていただきたいです。

嶋田代表:
問い合わせたらすぐに打ち合わせに来て頂いたのが大きかったですね。私が自家消費について色々調べていた時でもありましたし、正直、タイミングもあったと思います。担当営業さんに「即時償却をするための申請は意外と時間がかかりますよ」と教えて頂いたおかげで、動きも速めに進めていこうとなりました。手続きが何とか間に合ってほっとしています。

──既存の取り組み以外に、取り組んでいる設備投資などはありますか。

嶋田代表:
別の経緯ですが、省エネ対策を提案してもらい、照明は3~4年前に全てLEDに変えました。また今後も、自家消費型太陽光発電で100%即時償却ができるなら設備投資として拡大したい考えはありますけど、設置できる場所には限りがありますし、無理して設置するものでもないですしね。今後、税制措置の継続が確定したら再度検討しようと思っています。※掲載内容は記事作成時点(2019年4月)のものです。

作道印刷株式会社様

  • 設置種別自家消費型太陽光発電(折板屋根)
  • 設置エリア近畿地方
  • 設置容量50kW
  • 完工2018年12月

印刷工場が目指す夏場の電力ピークカット

自家消費型太陽光発電 導入事例:作道印刷株式会社 様

工場や倉庫が並ぶ大阪府東大阪市に立地する作道印刷は今年1月、社屋兼工場の屋根に出力50kWの自家消費型太陽光発電設備を設置した。

三和レジン工業株式会社様

  • 設置種別自家消費型太陽光発電(地上型)
  • 設置エリア近畿地方
  • 設置容量90kW
  • 完工2019年3月

社員に還元することができる“利益”を生んでくれる設備

自家消費型太陽光発電 導入事例:三和レジン工業株式会社 様

緩衝材(ライトロン・プチプチ等)、包装資材加工のエキスパートとして、2020年には50期目を迎える緩衝材加工メーカー、三和レジン工業株式会社。「お客様の必要なものを、必要なだけ、必要なときに提供して、お客様の問題解決に取り組む」という志を掲げ、包装資材加工のほか商品開発の相談や設備改良にも応じる同社は、自家消費型太陽光発電にどんな魅力を感じたのか。今回、代表取締役の昆田 武久氏に、エコスタイルの自家消費型太陽光発電を導入した理由をお伺いした。

自家消費型太陽光発電 導入事例 インタビュー

──まず、三和レジン工業様の会社について、教えていただけますか。

代表取締役 昆田 武久氏:
弊社は、発泡プラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン)などの加工を行っているメーカーです。発泡プラスチックというのは簡単に言うと緩衝材ですね。ガスバーナーやヒーターを使って貼り合わせたり、カット加工や製袋加工を行っていて、お客様の要望にあわせて必要なものを 必要なだけ 必要なときに提供させてもらっています。歴史としては、今期で49期目に入りました(2019年度現在)。この業界では、生存率から言うと0.2%以下と言われております。

──長く経営ができる秘訣として、三和レジン工業様の強みはどういったところでしょうか。

代表取締役 昆田 武久氏
以前までは、三和レジンの強みは、他社にはない「豊富な在庫」と「短納期」による対応だと思っていました。ところが、昨年末の過渡期に気づかされたことがありまして、弊社の一番の強みは実は「社員」なんだと。社員のみんなが、お客様の無理な要望にも対応して納期を間に合わせてくれて、社員の頑張りがお客様との信頼につながっている。社員が頑張ってくれてるから会社の今があるのだと気付かされました。それからは「三和レジンの強みは社員そのものです」と人にも伝えるようになりました。

──社員の方を非常に大事にされて、良い関係を築けていらっしゃるんですね。

代表取締役 昆田 武久氏
以前からも私は社員が大切だとは思っていましたし、勤続年数も長く定着率も非常にいいので、そういう点では社員との関係は良いほうだと思います。前期はみんなが頑張ってくれたので、5年前と比べると1億円近く売り上げが伸びました。人数もパートさんがちょっと増えたぐらいで、残業もほとんどせずに達成したんですよ。社員のみんなが頑張ってくれて、時間があれば多能工化や3S活動(整理・整頓・清掃)に取り組んで、生産性を高めて利益を上げてくれたおかげですね。

──お話を聞いていると、社員の皆さんの魅力が伝わってきます。

代表取締役 昆田 武久氏
社員同士が本当に仲が良く、お互いを思い合い「縁」というものを大切に思ってくれています。

今回の自家消費型太陽光発電の件も、ご縁でエコスタイルと知り合ったのが始まりでした。設備も純国産[1]で信頼性があり価格も魅力的で、万が一の場合のときの保険も含まれていましたし、設置する我々のことを一番に考えた案をエコスタイルさんに提案して頂いたというところが、ものすごく安心できました。 (※注1:当社施工におけるすべての部材・設備が純国産という訳ではありません。契約によってメーカー等が異なる場合があります)

担当の営業さんに電話したときにはしっかり対応してもらえました。それと、いろいろな制度や認可が絡みますので伝えづらいことも出てきたりしたと思うんですが、誠心誠意対応していただき、心底安心することができたので本当に感謝しています。

──知り合ったときに初めて自家消費型太陽光発電を勧められたのでしょうか。

代表取締役 昆田 武久氏
もともとその前から太陽光発電はやる方向で考えていたんです。お会いしてお話を聞いているときに、エコスタイルさんは太陽光をやられているとお聞きし、「中小企業等経営強化法」の制度を適用できる「自家消費型太陽光発電」があると教わりました。それから、その制度にすごく興味を持ったのでご提案を頂けるように依頼しました。

中小企業等経営強化法:中小企業が「経営力向上計画」を策定し認可を受けることで、「即時償却」または「法人税の税額控除」、「金融支援(低利融資、債務保証等)」などの補助を受けることが出来る制度。自家消費型太陽光発電もこの制度の対象となる設備です。

──もともと検討されていたとのことですが、太陽光発電にはどんな魅力を感じられて検討されていたのでしょうか。

環境に良い、エコロジーである上に、365日 自然エネルギーの恩恵を受けられることです。それに、自家消費型ということで発電した分だけ電気代を支払わなくて済むので、会社の経営面でも大きなプラスになるという点も魅力的でした。自家消費型太陽光発電はメリットしかないと思っています。また、興味を持ったきっかけのひとつに「中小企業等経営強化法」もあります。即時償却ができるということで、これもすごく魅力的でしたね。

──その中でも特に大きな理由となったポイントはどこでしょうか。

やっぱり「朝が来て、光が差した瞬間から利益を生む」というところですね。電力会社から買う電気を自家消費で減らせば、電気代という経費が減るだけでなく、そこで生まれた利益で社員に遠慮なく還元できる。だから自家消費というのは「社員に還元することができる利益を生んでくれる設備」だと思いました。

もともと電気代で年間440万円ほど支払っていたのですが、設置した太陽光設備はシミュレーションでは年間190万円分相当の電気を発電できる見通しで、休業日などで自家消費できない余剰の部分は買い取ってもらっています(2018年度の申請で売電単価18円/kWh)。

それだけでも非常にメリットがあるのですが、その他にも、純利益をはるかに超えるメリットがあると思っています。

──「純利益をはるかに超えるメリット」というと?

「消費税を支払わなくていい」というメリットです。消費税ももうすぐ8%から10%(※)になりますよね。今回の設備は、年間190万円分くらい発電する力を持っているということですが、「190万円分の電気」を電力会社から買おうと思っても消費税も払わないといけませんから、仮に消費税10%なら、190万円プラス消費税の19万円で、本来なら「209万円の支払い」が必要です[2]。
(※注2:設備所有に伴う費用や税等の関係上、実際の費用等は必ずしも本インタビュー内の額面通りにならない場合がございます)

でも自家消費なら「190万円分の電気」を発電してそのまま使えば、19万円(消費税10%分)を払わなくていい、ということですよね。10年の10%は1年じゃないですか、これはすごく大きいですよ。ですから「電気代を削減できる」うえに「消費税分も払わなくてよくなる」という点は、非常に大きなメリットに感じました。

それに、209万円支払って電気を買うか、太陽が190万円分の電気を作ってくれるか、払った場合と払わない場合とで399万円近く差が出てくるんです。10年で考えたらすごい違いですよね。
※注:掲載内容は取材時点(2019年4月)のものです。消費税増税及び施行時期は変更される可能性がありますが、本記事での「消費税10%」記載、ならびにそれに関する会話は、説明上の仮定としてお読みください。

──設備投資の回収年数を軸に導入を判断する企業様も多いですが、三和レジン工業様はどうだったでしょうか。

計算したら、回収年数としては10年9ヶ月でしたね。ただ回収年数というよりも、置いたらすぐに利益を生んでくれる設備なので早く動かしたいなという気持ちの方が強かったです。「中小企業等経営強化法」を使って即時償却も出来たのですが、普通償却でも十分な回収になりますので、普通償却にしました。

──「利益」という点にものすごくフォーカスされて考えていらっしゃるんですね。

弊社は社員が財産なので、仕組み作りや社員からの提案で少しでも利益があがったたら、その分を少しでも社員に還元するようにしています。利益は、努力賞やVIP賞など、社員への褒賞に回せる原資と考えています。褒められて嬉しくない社員はいないでしょう?

太陽光発電で自家消費して、浮いた経費を褒賞や福利厚生に回せたら、職場環境が良くなって良い人材も集まり会社がもっと良くなる、そんな相乗効果があると思うんです。私が「自家消費型太陽光発電というのは社員のためになる設備」だと感じているのは、こうした「社員に還元してあげられる利益」を生んでくれるものだ、と思っているからなんです。
通常業務での利益で少しでも儲けようとすると“欲”が出てしまうので、社員が頑張った分が返ってくる利益のほうがいいですね。『儲けるは欲、儲かるは利益』ということだと考えています。

──そんな社員の皆さんは、太陽光発電の導入に理解はされていたでしょうか。

理解はしてくれていたと思います。実際に稼働するかは不安だったようですが、発電しているのを見てから電気に対する意識が変わったようです。それまで当たり前にやっていた「電気のつけっぱなし」等も減り、節電の意識も生まれてきたのが嬉しかったです。

──今回、敷地内の土地に設置されましたが、ご近隣のお宅への説明などは大変だったでしょうか。

近隣の方に「太陽光をやります」と説明に行ったときには、もともと社会貢献のひとつとして社員全員で地域清掃などをしていましたから、特に反対はありませんでした。1件だけ「反射で眩しくないだろうか」と質問されましたが、反射するような方向、方角ではないということを説明したら安心していただけました。

日頃から掃除をしたり、工事に入る前にもしっかり挨拶に回ったこともあってか、太陽光の工事などについて説明にお伺いしても「いいよ、構わないよ」と快く許可を頂けたのがほとんどで、ありがたかったですね。これも社員のおかげだし、そこでも「ご縁」の大事さを感じましたね。

──太陽光発電以外に取り入れてみたい設備投資などはありますか。

今はまだ少し高いですが、値段が安くなったらぜひとも蓄電池は入れたいですね。せっかく太陽光発電するなら蓄電してこそだと思っています。今は工場を回していない休日100日前後は売電することになるのですが、技術が進んで、安全で大容量の蓄電池が安く調達できるようになったら、空いている土地を利用して発電して、街灯や近所への供給などで地域還元できたらいいなと思っています。

──エコスタイルに決めて頂いたポイントや、エコスタイルに頼んで良かったと感じていただいたところはありますか。

担当の営業さんのお人柄の良さ、謙虚な姿勢が一番のポイントですね。きっちりとお返事をくださって、投げっぱなしにしない。これは大きかったですね。想定外のことが起きたときや、伝えづらい連絡のときでもしっかりと連絡をくださったんですよ。やっぱり「ご縁」だと思っていますから、誠実にやっていただいたので、安心してお願いすることができました。他社と比べてコスト面でも非常に安かったのも本当に良かったです。

──最後に、自家消費型太陽光発電を検討している他の企業様に向けて、良いと感じられているポイントをぜひ教えて下さい。

「発電した分だけ利益を生む」「社員のためになる」という観点は本当に大事だと思います。もちろん自分のところで電気を作ってそのまま使ったほうが環境にも優しいし、何より、何度も言いますが、電力会社から同じ量の電気を買うのではなく自社で作ってしまえば、消費税分がまるまる浮く。そのメリットは検討してみないと気付かないことですよね。ここに気付けたときは嬉しかったですよ。

また、自社で電気を作るようになったことで社員の電気に対する意識も変わりました。会社全体で「これだけ電気を使ってるんだ」とか「節電しよう」と意識することは非常に大切なことだと思いましたね。

株式会社セイシン開発様

  • 設置種別自家消費型太陽光発電(その他)
  • 設置エリア近畿地方
  • 設置容量63.13kW
  • 完工2018年2月

私が会社に自家消費型太陽光発電を導入した理由【自家消費型太陽光発電】導入企業様の声

まず、自家消費による法人様向けの設備投資があることは以前からご存知だったのでしょうか。

自家消費については知りませんでした。もともと、敷地内で2か所、太陽光発電の全量売電をしていました。そんな中、たまたま、御社の営業さんにお電話をいただきました。今までも、ただ単に設備を売られるだけの内容の営業電話は多かったのですが、エコスタイルさんのように、自家発電を絡めて電気の購入量を減らす「太陽でんき®」というのは面白いなと思いました。