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どんなプロジェクト?
東北復興応援プロジェクトは、東北地方の復興応援と共に、再生可能エネルギー普及活動の一環として、エコスタイルが東北地方の公益的施設に太陽光発電設備を無償設置する取り組みです。
その後、太陽光発電設備を設置した施設とエコスタイル及びNPO等の団体とが連携・協働して環境活動を行うことで、地域環境活動の活性化を図ります。
地域住民が協働して定期的に環境活動に取り組むことで、地域全体の関心が高まり環境活動の活性化が期待できます。
屋根に設置した太陽光発電を自家消費しているため、非常時においても地域住民に開放し、発電した電気を提供することができます。
施設でつくられた自然エネルギーを日常で使用するため、常に環境活動を行っていることになります。このことで、環境活動を身近に感じ、環境活動の大切さを伝えやすくなります。
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開所式の様子 2022年9月16日撮影 -
モジュール設置容量 7.98kW 完工日 2022年8月13日 年間自家消費量 8,190kWh
(初年度はエコスタイルも参加いたします。)
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応募の締め切りはありますか?
受付期間は毎年度、10月1日から2月末日となっております。
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どのような環境活動を行えばいいですか?
設置した太陽光発電設備の見学を通して分かりやすく説明するワークショップを実施するなど、既存の教材を使用したものでも構いません。下記に環境活動実施例も掲載していますので、そちらもご参照ください。
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5年間の環境活動が終わった以降、設備はどうなりますか?
設備自体は5年間の環境活動実施以降も使用する事が出来ます。
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応募から設置までに費用はかかりますか?
太陽光発電の設置自体には費用はかかりません。別途かかる費用としましては、設置後に取り付ける看板や環境教育に係る費用などがございます。また、ご希望があれば有償点検を承っております。
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採択されてから設置まで、どれくらいの日数がかかりますか?
およそ6ヶ月程度かかります。
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設備が故障した場合はどうなりますか?
まずはエコスタイルにご連絡いただき、原因を調査したうえで修理対応をいたします。メーカー保証の範囲内であれば無償となりますが、保証範囲外の場合は有償となります。
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上限10kWの太陽光発電設備はどれくらいの規模なのですか?
1枚あたり335Wの太陽光パネルを28枚設置する(9.38kW)と仮定すると、
【 広さ 】約65㎡…約40畳分の設置スペース
【 年間の発電量 】年間予測発電量は9,849kWh(※1)で、一般家庭2世帯分の年間電力消費を賄う発電量です(※2)。
※1 1kWあたりの年間平均発電量1,050kWhを目安として算出
※2 1世帯当たりの年間電力消費量4,892kWhで算出(『太陽光発電協会 表示ガイドライン 令和2年度』)
当事業は、発電した電力を当該施設内で使用していただく「自家消費型太陽光発電設備」のご提供となります。
余った電気を電力会社等に売ることはできませんのでご注意ください。
また、設置の可否等を判断するために現地調査が必要となります。
※ 多雪地域等、太陽光発電設備を設置できない場合がございます。
※ 応募内容等を踏まえ、総合的な判断のもと選定を行います。
- 東北6県の公益的施設(学校、幼稚園、保育所、市町村施設、社会福祉施設等)と連携・活動しているNPO等の団体
- 契約電力が50kW未満の低圧電力を受電している施設
- 建築確認日が1981(昭和56)年6月1日以降に建てられた建物(新耐震基準)
- 太陽光発電システムが未設置の施設
- 太陽光発電システムの設置場所を独自に確保できること(集合住宅内施設などは不可)
- 施設が海岸より1km以上離れていること
- 設置後に当該施設またはNPO等と協働し、地域のための環境活動を実施すること
- 設置以降も寄贈した太陽光発電設備を含めた施設の写真を提供できること
条件を確認いただいた上でまずはお電話またはお問い合わせフォームにてお問い合わせください。
その後の審査では下記書類が必要となりますので、あらかじめご用意くださいますようお願いいたします。
- 施設案内等のパンフレット
- 屋根の写真・図面(平面図・立面図)
- 設置施設の築年数
- 電力会社の使用明細書12ヵ月分
本事業は、公益的施設に設置する太陽光発電設備を活用して、申請者となるNPO等が関係者と連携して地域環境活動に取り組むことにより、地域の環境活動の活性化を図ることを目的としています。設置した太陽光発電設備を効果的に活用して、再生可能エネルギーや地球環境問題に関する環境教育や啓発を行う取組みは、設置後5年間、年度末に実施状況をご報告いただくことになります。環境活動の取組みについては、下記のような例が考えられますので、ご参考にしてください。
太陽光発電設備を設置した保育園において、園児及び保護者を含めて太陽光発電設備を見学するとともに、再生可能エネルギーや地球温暖化についてわかりやすく説明する学習会を開催。 |
発電実績や施設における省エネ効果等のデータを収集して、太陽光発電設備の設置効果を説明する資料を作成し、再生可能エネルギーの導入効果や地球温暖化対策についての周知啓発活動に活用する(学校への出前授業、地域イベントでの紹介、施設管理者向けのセミナーの資料として活用等)。 |
東北復興応援プロジェクトの応募受付は終了しました。